tantan2828

人生の記録

私は転校生

小学生の頃、私は同じ市内ではありますが、2年生の3学期に転校しました。

転校生のあるある話ですが、転校して間もなく、そこで嫌がらせをされました。

でも、嫌がらせと言っても、今の時代の陰湿な感じではなく、今、振り返ってみると、とても可愛い嫌がらせです。


嫌がらせされた理由は、その女の子は母子家庭で、私には両親がいたから。父親がいるのが羨ましくて嫌がらせをされました。

嫌がらせと言っても、その女の子の嫌がらせは可愛いもので、私に顔を近づけてきて、ただひたすら

『アッカンベー!』

『アッカンベー!』

『アッカンベー!』と言ってくるだけです。

不快ではありますが、否定的な言葉を言われる訳でもなく、暴力や傷をつけられる訳でもなかったので、心の中では、まぁ、いいっか!って感じでした。


でも、ある日、私が家の2階の部屋から外を眺めていたら、その女の子が田んぼ2枚ほど離れた向こう側の道を友達と歩いていました。


私は、嫌がらせしてくる女の子だと気付きました。

でも、向こうも私に気が付いたみたく、こっちに向かって『あほぉ〜!』と叫んできました。

私は、ムカってきたので、

『大木のバカぁ〜!』と叫びました。

そしたら、速攻で『だらぁ〜!』と返ってきました。


ちなみに富山県では、あほ、バカと同じ言葉で、だら!とバカにする言葉があります。


なんか、笑って言われた感じだったので、なんか、やらかした感が満載でした(^◇^;)


次の日、学校に行って、その子の下駄箱の名前を見ると、大木さんではなく、大野さんでした。

私は、その時、あぁ〜…名前を間違えるなんて…確かに私はダラかも…と、言わなければ良かったと、とても恥ずかしかったです。


その後も嫌がらせはありましたが、その子は、翌年に転校していったので、アッカンベーの嫌がらせはなくなりました。

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